
例年に増して寒かった今冬、高騰していた野菜の価格がこのところ落ち着いてきましたね。 昨日はおなすをたきました。妻の京都の実家では「おなすのたいたん」には肉を入れてたいていた、とのことで我が家では肉入りです。肉の持つ旨みがさらになすの味を引き立ててくれます。
【材料 (二人分)】
・なす 3~4本
・牛肉細切れ(豚肉でも可) 50g
・胡麻油 大さじ1/2
・お出汁 200㏄
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
・薄口醤油 大1
【作り方】
1.なすはヘタを落として半分に切り、皮の方に斜め交互に切り込みを入れます。
2.塩をひとつまみを入れた水に10分ほどさらした後、よく水気を切ります。
3.鍋を熱し、胡麻油を入れ、水気をよく切ったナスを入れて軽く焼き目がつく位に焼きます。
4.お出汁、酒、砂糖、薄口醤油を入れて味を調えます。
5.グツグツしてきたら牛肉を入れてひと煮込し、少し火を弱めて煮汁がやや少なくなるまで煮ます。
冷たくしてもさらに美味しい「おなすのたいたん」になりますよ~♪
「おなす」と書きましたが、京都では料理の素材に「お~さん」をつけて、丁寧に呼ぶ習慣が定着しています。「お」をつける食材には「おかぼ(かぼちゃ)」「おなす(なすび)」「おだい(大根)」・・・などがあります。 「さん」をつける食材には「おいもさん」「おまめさん」「あめさん」・・・。この先も変らずに引き継がれていくのだと思います。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。


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コメント
北條
2012/04/18 URL 編集
ダンキュイジ
「たいたん」ってなんだろう?と思って調べてみたら「煮たもの」という意味なんですね。
知りませんでした。
おいしそうですね!
2012/04/18 URL 編集
北條さん ← syu♪
その節は妻がたいへんお世話になりました。
ボケ防止になる(笑)と妻の奨めで始めたブログ、プレッシャーと戦いながら書いています。
広島で18年、京都(関西)で19年、横浜で18年、内容を京都(関西)仕様にするには妻の強烈な指導がないとなかなか出来ません・・・。北條さんのように関西で暮らしておられる方にも受けるよう、コツコツアップしていきます。
今後ともよろしくお願いします。
2012/04/18 URL 編集
ダンキュイジさん ← syu♪
ダンキュイジさん、先ほどはコメントありがとうございました。
また、いつもご訪問いただいて恐縮です。
「たいたん」とは関西(京都)では一般的な煮物のことです。
関東仕様で言えば「なすの煮もの」でしょうか。冷ますと「なすの煮びたし」。
妻がこちら(横浜)の勤務先で「今日のご飯はたい(鯛)のたいたん」と言ったところ、何っそれ、エスニック料理?と言われたと驚いていました。地方毎に料理名や言い回しも違いますね。
これからもいろいろな料理をコツコツアップしていきますのでよろしくお願いします。
2012/04/18 URL 編集
chichi1103
盛り付けもきれいで、おいしそうですね。
おなすのたいたん 食べたことないので、是非今度
挑戦してみます。
本当 どのお料理も参考になります♪
2012/04/19 URL 編集
chichiさん ← syu♪
いつも訪問いただいてありがとうございます。
「おなすのたいたん(なすの煮物)」はあっさりしていて食べやすいです。
豚肉でも美味しくいただけます。ぜひ一度作ってみて下さいね。
我が家では「なす」が大好きで、料理に使う頻度の高い食材です。
「ラタトゥイユ」「なすの揚げ浸し」や炒めもの等々、これからも少しずつアップしていきます。
今後ともよろしくお願いします。
2012/04/19 URL 編集