
春から初夏に向かうこの時期、鮮やかな緑色の「山椒の芽」は料理を引き立てる食材ですよね。山椒の芽(木の芽)と味噌で木の芽味噌を作り、ヘルシーで柔らかい絹ごし豆腐にぬって田楽でいただきました。さっぱりした豆腐に風味豊かな木の芽味噌がからまり、ほど良いうま味とコクが味わえます。副菜としても、またお酒の肴にもおすすめです。一度味わってみて下さいね~♪
【材料(二人分)】
・絹ごし、または木綿豆腐(小)1丁 ・木の芽10~12枚 ・飾り用の木の芽4枚

<木の芽味噌 調味料(二人分)>
・赤味噌(または白味噌)大さじ3 ・酒大さじ1と1/2 ・みりん大さじ1と1/2
・砂糖大さじ1と1/2
【下準備】
1.豆腐は上に重石をするか、豆腐全体をキッチンペーパーで包み、600Wの
レンジで2分30秒加熱して水切りをしてから粗熱を取ります。

2.手鍋に<木の芽味噌 調味料(二人分)>を入れます。
【作り方】
1.木の芽10~12枚を粗みじん切りにします。

2.手鍋に加えて火にかけ、弱火で混ぜ合わせて木の芽味噌を作ります。
3.豆腐は食べやすい大きさに切ります。耐熱板にクッキングシートを敷き、
豆腐をのせてレンジグリルで軽く焼き色がつくまで加熱して取り出します。
オープントースター、フライパンで調理してもOKです。

4.豆腐に木の芽味噌を塗ります。
5.レンジグリル、またはオープントースターで味噌に焼き色をつけて取り出します。

6.器に盛り付け、木の芽を添えて出来上がりです。

豆腐の木の芽味噌田楽が出来上がりました~。コクのある味噌に木の芽の香り、相性もバッチリです。なめらかな舌触りの豆腐に木の芽味噌がからまり、口の中にうま味が広がりますよ~♪

木の芽味噌は豆腐以外にも鶏肉、豚肉、白身魚の焼き物のタレとして広く使えます。お好みの食材を焼いて火を通し、木の芽味噌を塗って仕上げると料理のバリエーションが広がります。ぜひぜひ、試してみて下さいね~♪
ご飯物は今シーズン二回目の「筍ご飯」です。

【筍ご飯 材料(三~四人分)】
・お米3合 ・筍1/2個位 ・お揚げ(油揚げ)1枚 ・お出汁(水の量)
・お好みで木の芽適量
<筍ご飯 調味料>
・酒大さじ1 ・薄口醤油大さじ1 ・塩小さじ1/2
【作り方】
1.米を研ぎ、ザルにあげて30分以上おきます。筍を食べやすい大きさの薄切りに
切ります。お揚げは油抜きをしないで、そのまま小さめの拍子切りにします。
2.炊飯器にお米、<筍ご飯 調味料>を入れ、通常に炊く時の水量線までのお出汁
を加えてひと混ぜして炊飯器のスイッチを入れます。
3.炊き上がれば全体を軽く混ぜて出来上がりです。お好みで木の芽を添えます。

この時期ならではの「筍ご飯」が炊き上がりました。前回は木の芽がなかったので、今回は香りと一緒に味わいました。甘みのある筍の美味しさを存分にいただきました~♪
主菜は「揚げ里芋とツナの煮物<優しい味わい>」です。

ねっとりした里芋を素揚げし、ツナ(シーチキン)、お揚げと一緒に煮込みました。ツナとお揚げのうま味と一緒にいただく里芋が絶品です。里芋を揚げることで外はカリッ、中はトロッとした食感が楽しめます。シンプルな煮っころがしも大好きですが、揚げた里芋ならではの凝縮した美味しさが味わえます。ぜひぜひ、一度試してみて下さいね~♪身体にも優しい煮物です~。
【材料 (二人分)】
・里芋(小芋)カットした状態で10~12個 ・お揚げ(油揚げ)1/2枚
・ツナ(シーチキン)缶1缶 ・お好みできぬさや適量 ・水溶き片栗粉適量

<揚げ里芋とツナの煮物 お出汁と調味料>
・お出汁400cc ・みりん大さじ1 ・薄口醤油大さじ2 ・酒大さじ2 ・砂糖大さじ1
【作り方】
1.里芋は皮をむいて塩(分量外)をふってぬめりを取り、水洗いして水気をふきます。

2.170度位の油温で里芋をカラッと揚げ、油を切ります。
3.鍋に<揚げ里芋とツナの煮物 お出汁と調味料>を入れて煮立て、拍子切りに
したお揚げ、揚げ里芋、油を切ったツナを入れて煮ます。

4.全体にお出汁と調味料の味がしみたら水溶き片栗粉を回し入れてトロミをつけます。
火を止め、器に盛り付けます。下ゆでしたきぬさやをちらして出来上がりです。
煮汁の味付けは薄味です。お好みで調えて下さい。

揚げ里芋とツナの煮物が出来上がりました~。揚げるひと手間がかかりますが、外はカリッと、中はトロッとした里芋にツナとお揚げのうま味が加わり絶妙の味わいです。里芋、ツナ、お揚げの優しい味が口の中に広がりますよ~♪
本日も最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました~♪

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