
先週末は、今が旬の新玉ねぎ、新筍を使った料理を作りました。まずは「新玉ねぎの
蒸し煮」です。甘みたっぷりのみずみずしい新玉ねぎを豚肉、しめじと一緒に、柚子
胡椒と酒で蒸し煮にしました。豚肉の旨み、さわやかな柚子胡椒の風味が、ほろほろ
に柔らかくなった新玉ねぎの味をいっそう引き立ててくれますよ~。
【材料(二人分)】
・新玉ねぎ大1個 ・豚肉の薄切り100g位 ・しめじ1/2パック
・お好みで付け合せににんじん、きぬさや適量

<新玉ねぎの柚子胡椒蒸し 調味料>
・柚子胡椒小さじ1位 ・お出汁大さじ1 ・酒大さじ1 ・薄口醤油大さじ1/2
【作り方】
1.豚肉は食べやすいひと口位に、新玉ねぎはくし形に切ります。
しめじは石づきを取り、小房に分けます。
2.鍋にオリーブオイルを熱し、豚肉を炒めて火を通します。

3.続いて新玉ねぎ、しめじを入れ、柚子胡椒、お出汁、酒、薄口醤油を加えて
鍋に蓋をします。

4.火加減は最初中火で、湯気が立ってきたら弱火にして、新玉ねぎが透き通るまで
10分位蒸し煮にします。玉ねぎが柔らかくなれば出来上がりです。

柔らかく、ツヤツヤに蒸しあがった新玉ねぎ、いくらでもいただけます♪

簡単に、鍋一つで出来る蒸し煮、新玉ねぎの美味しさを思う存分楽しめる春料理
です~♪
先週末いただいた「筍料理」のご紹介です。

息子が撮影に鎌倉に行って、レンバイ(鎌倉市農協連即売所)で掘り立ての
筍を買ってきてくれました。朝採れの筍をいっぱいいただきました~。
【タケノコのアク抜き】
<材料>
・タケノコ2~3本 ・米ぬか20~30g ・唐辛子1~2本(エグミを抑える)

1.筍は水でよく洗って、土やゴミを取り除きます。
2.穂先を斜めに3cmほど切り落とし、皮に包丁で、縦に1本の切り目を入れます。
火が通りやすく、茹で上がった後、皮がむきやすくなります。
3.外側の皮をあらかじめ2~3枚むいておくと、茹で時間が短くなります。

4.筍が入る大きめの鍋に、かぶるぐらいの水を入れ、筍、米ぬか、唐辛子を加えます。
強火で火にかけ、煮立ったら火を弱め、皿を落としぶたにして40~60分位茹でます。
5.途中、筍の根元のほうに竹串を刺 し、茹で具合を確認します。
竹串がスーッと通るくらいになったら、茹で上がりです。
火を止め、茹で汁につけたまま室温で冷まします。急冷はしないで下さいね。
(室温でゆっくりと冷ますとエグミを抑えられます。)
6.完全に冷めたら、筍を取り出し、ぬかを洗い流します。
穂先の柔らかい皮(姫皮)は残して、切り目から皮をむいて出来上がりです。

この筍で、週末作った筍料理は、筍の刺身、わかたけ煮、揚げ出し筍、筍ご飯です。
まずは、茹で立ての「筍の刺身」からです。アク抜きをして、茹で上がったばかりの筍
を薄くスライスして、わさび醤油でいただきました。筍の香りが何とも言えません~。

続いて、「若竹煮」です。

下茹でした筍はひと口大に切り、お出汁、薄口醤油、みりん、酒、砂糖、塩の
合わせ調味料でコトコト煮込んでお皿に盛り付けます。
残った合わせ調味料に、食べやすい大きさに切ったわかめを加え、強火でさっと
煮ます。わかめは煮すぎると溶けてしまいますから気をつけて下さいね。定番で
すが、木の芽(山椒の若葉)を添えていただきました♪

この時期に採れる新筍、新わかめは「春の出会い物」といわれるぐらい、相性が
いいですね~。美味しかったです。
もう一品の料理は「揚げ出し筍」です。揚げたての筍のシャキシャキ感を、お出汁と
大根おろしでさっぱりといただきます。

【材料(二人前)】
・筍1/4個 ・片栗粉適量 ・大根おろし適量 ・お好みで木の芽
<揚げ出し筍 調味料>
・お出汁200cc ・みりん大さじ1 ・薄口醤油大さじ1 ・塩ほんの少々
【作り方】
1.筍を食べやすい長さに切ってサッと茹でこぼしします。
2.水気を切ったた筍に片栗粉をまぶし、170度の油温でカラッと揚げます。

3.鍋にお出汁、みりん、薄口醤油、塩を入れてひと煮立ちさせます。
4.揚げた筍を鍋に入れてさっと一煮します。
5.筍をお皿に盛り付け、煮汁を注ぎ、大根おろしと木の芽を添えます。
おもてなしにも、普段のおかずの一品にも使える旬の料理です。
最後は「筍ご飯」をいただきました。

【材料(三~四人分)】
・お米2合 ・筍小1個 ・お揚げ(油揚げ)1/2枚 昆布(5cm角)1枚
<筍ご飯 調味料>
・酒大さじ1 ・薄口醤油小さじ1 ・塩小さじ1/2 ・みりん小さじ1
【作り方】
1.米を研ぎ、ザルにあげて30分以上おきます。
2.新筍を食べやすい大きさの薄切りに切ります。
お揚げは油抜きをして、小さめの拍子切りにします。

3.炊飯器にお米、<筍ご飯 調味料>を入れ、通常に炊く時の水量線までの水を
加えてひと混ぜし、昆布をのせて、炊飯器のスイッチを入れます。
4.炊きあがれば昆布を取り出し、軽く混ぜます。
この時期ならではの新筍で、季節感も一緒に味わいました。
本日も最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました~♪

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