
煮物の定番「筑前煮」を作りました。薄味に仕上げると根菜の素朴な旨みを味わう
ことができます。鶏肉を生姜のみじん切りと一緒に炒めてから下味をつけ、にんじん、
ごぼう、れんこんなど、たっぷりの根菜も油で炒めることで旨みとコクが出ます。
野菜が多いのでヘルシー、彩りも良いので食卓が映えますよ~♪
【材料(三~四人分)】
・鶏もも肉1/2枚 ・こんにゃく(小)1枚 ・にんじん1/2本 ・れんこん6cm位
・ごぼう1本 ・干ししいたけ2個 ・筍の水煮1/2個 ・うずら卵6~8個
・スナップえんどう6~8本 ・生姜のみじん切り小さじ1
<鶏肉の炒めに使う調味料>
・酒大さじ1 ・砂糖大さじ1 ・薄口醤油大さじ1
<筑前煮の具材を煮込む際の調味料>
・お出汁500㏄(お出汁400㏄+干ししいたけの戻し汁100㏄)
・酒大さじ2 ・砂糖大さじ1 ・濃口醤油大さじ1 ・薄口醤油大さじ1
・みりん大さじ2
【下準備】
1.干ししいたけを水に浸けて戻しておきます。
2.鶏もも肉、こんにゃく、にんじん、干ししいたけ、ごぼう、れんこん、筍の水煮は
ひと口位に切ります。ごぼう、れんこんは水にさらしてアク抜きを行って下さいね。
3.うずら卵は茹でて殻をむき、スナップえんどうは下茹でしておきます。
【作り方】
1.鍋にサラダ油で熱し、鶏もも肉と生姜のみじん切りを炒め、<鶏肉の炒めに使う調味料>
を加えて軽く煮込みます。鶏肉と煮汁は器に取り出します。
2.鶏肉を取り出した鍋にサラダ油を熱し、野菜の固い順にごぼう、れんこん、こんにゃく、
しいたけ、筍の水煮、にんじんの順に炒めます。
3.鶏肉と煮汁を戻し入れ、干しいたけの戻し汁とお出汁を加えます。
煮立つとアクが出るので丁寧に取ります。

4.酒、砂糖を入れ、落し蓋をして煮込みます(10分)。
醤油を加え、また落し蓋をして煮込みます(10分)。
仕上げに.みりんを入れて照りを出し、うずら卵を加えてひと煮立ちして出来上がりです。
お出汁をきかせた薄味仕立てなので、お好みで加減して下さいね。
青みのスナップえんどう、またはきぬさやを添えると彩りがキレイです。
アクを丁寧に取り除くと、煮汁がにごらず、上品な仕上がりになりますよ~。

鶏肉と生姜のみじん切りを一緒に炒めて、独特の臭みを消します。
鶏肉を炒めて下味をつけた旨みたっぷりの煮汁が、コクを出してくれます。
冷めても美味しくいただける深い味わいの煮物です♪
筑前煮に添えた副菜は「きゅうりとレディー大根の酢の物」です。
酢の物は、「あと一品、何にしようかな~」、のときのお助け料理です♪

【材料(二~三人分)】
・きゅうり1本 ・レディー大根1/4本 ・わかめ(乾燥または生)適量
<酢の物 合わせ酢>
・酢大さじ1 ・みりん大さじ1/2 ・薄口醤油大さじ1/2 ・砂糖.小さじ1/2
・塩ほんの少々
【作り方】
1.乾燥ワカメは水で戻し、ざく切りにします。
生ワカメは塩抜きをしてからざく切りにします。
2.レディー大根はいちょう切りにして、冷水でしゃきとさせてから水気を切ります。
3.きゅうりを薄く輪切りにして、塩少々を振って5分ほどしてから水気を絞ります。
4..酢・みりん・薄口醤油・砂糖・塩をよく混ぜて、合わせ酢を作ります。
5.きゅうり、レディー大根、わかめを加え、よく和えて出来上がりです。

レディー大根の代わりにラディッシュ、または赤大根でも彩りが映えます。
さっぱりといただける「酢の物」、簡単で美味しくいただける和え物ですね。
もう一品はおつまみメニューにもなる「手羽元のピリ辛揚げ」です。
豆板醤とチリぺッパーで辛みの下味をつけてから、カラッと揚げました。

【材料(二人分)】
・鶏手羽元5~6本 ・片栗粉適量
<手羽元のピリ辛揚げ 下味>
・酒大さじ1 ・醤油大さじ1/2 ・生姜の絞り汁小さじ1 ・塩、胡椒適量
・豆板醤適量 ・チリペッパー適量

【作り方】
1.鶏手羽元は<手羽元のピリ辛揚げ 下味>に15~20分ほど漬け込みます。

2.ビニール袋の中に片栗粉を入れ、下味のついた手羽元に粉をまんべんなく付けます。
3.余分な粉をはたいて、170度位の中温で揚げます。

4.カラッと揚がったら油をよく切って出来上がりです。
ピリ辛の味付けはお好みで加減して下さいね。
今回は鶏手羽元を使いましたが、手羽先や鶏もも肉でも美味しく出来ます。

ちょっと刺激的なピリ辛味、手が止まらなくなりますよ~♪
ご飯にもお酒にも合う一品です。
本日も最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました~♪

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