
今が旬の大根を使って、和の定番「ふろふき大根」をつくりました。寒い冬の日には、
ことこと昆布出汁で大根を炊いて淡い味に仕上げ、たっぷりと味噌を掛けます。大根
と味噌が絶妙に合いますね。今の時期ならではの甘味たっぷりの大根、素材本来の
美味しさを味わえますよ~♪
【材料(三~四人分)】
・大根1/3~1/2本 ・昆布(10cm角)2枚 ・お米のとぎ汁適量(またはお米大さじ2位)
・酒大さじ2 ・柚子(千切り)適量
<柚子味噌>
・白味噌大さじ3 ・砂糖大さじ1 ・みりん大さじ1 ・柚子皮のすりおろしほんの少々
・柚子汁小さじ1
<赤味噌>
・赤味噌大さじ3 ・酒大さじ1 ・砂糖大さじ3 ・みりん大さじ1
【柚子味噌と赤味噌の作り方】
1.<柚子味噌>は鍋に調味料をよく混ぜ合わせてから火にかけ、少し固めに仕上げます。
2.<赤味噌>は鍋に調味料を入れてよく混ぜ合わせてから火にかけ、練り上げます。

【ふろふき大根の作り方】
1.大根は厚さ3cmの輪切りにして皮をむき、面取りをしておきます。
2.鍋にかぶる位の米のとぎ汁(無ければ米大さじ2位を入れて)と大根を入れて火にかけ、
煮立てば弱火にして15分ほど下茹でてから水洗いします。
3.鍋に昆布を敷き、下茹でした大根を並べ、酒とひたひたの水を加えて火にかけます。
煮立てば弱火にして、30~40分ほど茹でます。大根に竹串がすっと通れば大丈夫です。
4.器に半分に切った昆布を敷いて大根を乗せ、二つの味噌を掛けます。
柚子味噌には柚子の千切りを添えると香りもよくて美味しいです。

大根は中央の部分が最も甘みが強く、一番美味しいと言われ、煮物には最適です。
ふろふき大根のような薄味の煮物にすると、美味しさが一層引き立ちますね。
ふろふき大根と一緒にいただいた野菜料理は「豆苗のおひたし」です。

【材料(二人分)】
・豆苗1パック ・かつお節適量

<豆苗のおひたし 調味料>
・お出汁大さじ1 ・酒小さじ1 ・みりん小さじ1 ・薄口醤油小さじ1 ・塩ほんの少々
【作り方】
1.豆苗は根元の部分を切り、熱湯でさっと下茹でしてから冷水に取ります。
2.水気をしっかり切り、食べやいす長さに切って<豆苗のおひたし 調味料>と
かつお節で和えて出来上がりです。

豆苗はビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富に含まれる緑黄色野菜です。
炒めものも美味しいですが、くせのない豆苗は和風のおひたしもさっぱりして美味しいです♪
メインの主菜は、こちらも今が旬の「わかさぎの南蛮漬け」にしました。

【材料(二人分)】
・わかさぎ 15~20匹位 ・片栗粉適量
・玉ねぎ1/2個 ・にんじん1/4本 ・パプリカ1/4個 ・カイワレ適量
<南蛮漬け 漬け汁 調味料>
・酢1/4カップ(50㏄) ・醤油(出来れば薄口醤油)1/4カップ(50㏄)
・水大さじ2 ・みりん大さじ1 ・酒大さじ1 ・赤唐辛子(小口切り)1本
【作り方】
1.南蛮漬けの漬け汁の調味料を鍋でひと煮立ちさせ、粗熱を取ります。
2.わかさぎと片栗粉をビニール袋に入れ、わかさぎに粉をつけます。
3.フライ用の鍋か、フライパンで油を中温(170度位)に熱し、
余分な粉を取ったわかさぎを揚げます。
4.タッパーかバットに揚げたわかさぎと、生のままの野菜を並べ、
漬け汁を注いで出来上がりです。
1時間程度寝かせればいただけますが、翌日のほうがさらに味がしみて美味しく
いただけます。写真は前日に仕込んだ南蛮漬けを翌日いただきました。
漬け汁は野菜の量が多いと水分が出て薄くなるので、醤油を増やして調節して
下さいね。

甘酸っぱい南蛮漬けの漬け汁がしみ込み、柔らかくしっとり感のあるわかさぎ、
これはもう格別の美味しさですね~♪
本日も最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました♪

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